彼らの本当の姿は誰も知らない
空想の中で生まれた
「彼ら」
彼らの生きていた世界
失ってしまった世界
自分の部屋に眠っていた彼ら
その世界へ
森に入るとそこはもう違う世界でした
この写真の彼らは
自分の描いた世界が基準です
本来出会うはずがない
彼ら同士の出会いもあります
体格
生態
どんなに調べても
どれも想像でしかない
彼らは
どんな姿にでもなり
どんな性格にもなる
失ったものは
美しく作れる
汚く作れる
優しく作れる
凶暴にも作れる
ただの足跡が世界の大発見となり
何億年越しのかくれんぼは終わらない
そして彼らは
時間をかけて
塗り替えられていく